2025/08/27(Wed)
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2010/05/10(Mon)
長編を書こうと思っていたのですが、書き出しで躓きました。
仕方がないので、ギルが邪気眼に目覚める妄想をしてみました。
『ギルが邪気眼に目覚めたようです』
(前略)
「う……う」
ギルベルトは呻くように革手袋をはめた左手で右目を押さえつつ、蹲る。
「おうおう、ギル、お前こんなもんやったかぁ?」
アントーニョがからかうように斧を振り上げると、ギルベルトは微かに口元を上げた。アントーニョの眉がぴくりと動いて、その目がギルベルトを捉える。
「やーっと本気になったんかいな」
アントーニョは薄情そうな薄い唇を舐め、斧を相手に向けた。
「俺の、右目が、疼くぜ!」
そう叫んだギルベルトがそっと左手を顔の上から離すと、赤く光る彼の右目が現れた。その様子を見たアントーニョは愉快そうな顔でギルベルトに向かって発疹ッする。
「そう来なくっちゃナァ!」
勢いよく斧を振るアントーニョ。——が、一瞬遅い。ギルベルトは後ろに飛び退いた。大振りの斧が風を切る大きな音が響いて、アントーニョは舌打ちをする。間髪を入れずギルベルトは長剣をアントーニョに向かって振り下ろした。アントーニョは斧の柄を使ってそれを受ける。
「チッ!」
(後略)
拍手ありがとうございます。
返信は以下から!
仕方がないので、ギルが邪気眼に目覚める妄想をしてみました。
『ギルが邪気眼に目覚めたようです』
(前略)
「う……う」
ギルベルトは呻くように革手袋をはめた左手で右目を押さえつつ、蹲る。
「おうおう、ギル、お前こんなもんやったかぁ?」
アントーニョがからかうように斧を振り上げると、ギルベルトは微かに口元を上げた。アントーニョの眉がぴくりと動いて、その目がギルベルトを捉える。
「やーっと本気になったんかいな」
アントーニョは薄情そうな薄い唇を舐め、斧を相手に向けた。
「俺の、右目が、疼くぜ!」
そう叫んだギルベルトがそっと左手を顔の上から離すと、赤く光る彼の右目が現れた。その様子を見たアントーニョは愉快そうな顔でギルベルトに向かって発疹ッする。
「そう来なくっちゃナァ!」
勢いよく斧を振るアントーニョ。——が、一瞬遅い。ギルベルトは後ろに飛び退いた。大振りの斧が風を切る大きな音が響いて、アントーニョは舌打ちをする。間髪を入れずギルベルトは長剣をアントーニョに向かって振り下ろした。アントーニョは斧の柄を使ってそれを受ける。
「チッ!」
(後略)
拍手ありがとうございます。
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